消費者金融トラブル読本

消費者金融のトラブルが書かれた書籍の紹介

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ウラ金融 |青木 雄二

ウラ金融ウラ金融
青木 雄二
徳間書店 刊
発売日 2002-05




ゼニは鏡、ゼニは人 2006-07-14
 著者一流の関西弁で小気味良く語られる本書が対象にするのは、消費者金融や商工ローンなんて遥かに突き抜けた、出資法違反、刑事罰覚悟の金融業者についてであります。

 最近では「トイチ」などという言葉も普通の会話で聞かれるようになりましたが、どうもその用法は単純にヤクザ付属最強超悪徳高利貸業者、という程度のものであるのではないでしょうか。確かに借りたら限りなく終わりであるのは間違いのないことですが、その凶悪ぶりは都市伝説の如く語られる向きがあるように思います。本書が面白いのはこれらヤミ金融業者の“職業”としての側面を重く見て、彼らが何のために、どうやって儲けているのかを説く所にあります。つまり人としてのヤミ金業者についてです。どんなに凄んでも実際に肝臓や腎臓を売らせるのは簡単ではありませんし、殴れば障害、脅せば脅迫、第一存在自体が違法なのです。弁護士に反撃されればお手上げ、警察に介入されればブタ箱の自分自身にとっても、危ない商売であるわけです。そこで、どうすれば波風少なく暴利を貪れるか。そこがヤミ金業者のミソであり、本書のウリでもあるわけです。「将に之を奪わんと欲すれば、必ず固く之に与う」というように、巨利はそれを掴む人の目を曇らせ破滅を呼び寄せる悪魔でもあるのです。しかし、著者の根本の批判意識が悪魔と必死に魂の商談をする、借りる者貸す者という当事者より、これを召還したふてぶてしくも狡猾な魔導師達にあることを見て取ることが重要です。


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